隠れた骨のサポーター「ボーンペップ」のはたらきとは?

隠れた骨のサポーター「ボーンペップ」のはたらきとは?

以前の記事では卵に含まれている成分である「ボーンペップ」が、孵化するまでのヒヨコの成長スピードを速めていることについてご説明させて頂きましたが、もちろんボーンペップは人間が摂取することでも嬉しいはたらきがあります。
現在ではサプリなどにも使用されているボーンペップには、どのようなはたらきがあるのでしょうか。
今回はボーンペップが人間の体に与えてくれる3つのはたらきについてご説明したいと思います。

■ボーンペップの3つのはたらき

 

①骨の伸長をサポートするはたらき

 

ボーンペップは骨の成長を促すことが確認されていて、さらにそのはたらきはカルシウムと一緒に摂取することで発揮されることが分かっています。

 

2007年に大手製薬会社が行った、こんな実験があります。

 

それは成長期のラットを3つのグループに分け、それぞれに「低カルシウム食のみ」「低カルシウム食にカルシウムを投与」「低カルシウム食にカルシウムとボーンペップを投与」という違ったエサの与え方をして、その差を比べたというものです。
するとその結果、低カルシウム食にカルシウムとボーンペップを投与したグループのラットは、他のグループのラットに比べて骨が成長し、伸長していたことが確認されたのです。
これはボーンペップが骨を作る細胞を増やす働きがあるためであると考えられています。

 

つまり、骨を作る細胞のはたらきが活発な成長期の子どもにカルシウムとボーンペップを一緒に摂取させれば、骨をより大きく成長させる助けになるということになるのです。

 

②骨密度を高める

先ほどの実験により、低カルシウム食にカルシウムとボーンペップを投与したグループのラットは骨密度が高くなっていたことも判明しています。
骨は「破骨細胞」により約2~4週間かけて壊され「骨芽細胞」によって約2~4ヵ月かけて再生される、というサイクルを繰り返しながらつくり変えられているといわれています。
しかし何らかの原因によりそのバランスが崩れて破骨細胞の働きが過剰になると、骨密度が低くなってスカスカとなり、骨折などが起こりやすくなってしまうのです。
ボーンペップは破骨細胞の働きを抑えることで骨密度を上げることが期待されているので、骨粗鬆症を防止したい方にもお勧めの成分となっています。

 

③丈夫な骨を作る

さらに実験のもう1つの結果として、カルシウムとボーンペップを同時に摂取することで骨の強度を高めるはたらきがあることも判明しています。
骨は体を支えるだけでなく「カルシウムを貯蔵する」「内臓を守る」といったいくつもの重要な役割があるため、健康を守るためには硬くて強い骨を保ちつづけることが大切です。

 

ボーンペップは子どもだけでなく大人にとっても必要な成分です。
これからはカルシウムと一緒に、ボーンペップを卵やサプリなどから摂取してみてはいかがでしょうか?