脳機能低下の抑制が期待される「オメガ3系脂肪酸」が凄い!

脳機能低下の抑制が期待される「オメガ3系脂肪酸」が凄い!

高齢化社会が進み、認知症などの脳機能の低下が課題になっています。
そんな社会情勢の中、今「オメガ3系脂肪酸」の脳に対する機能性が注目されていることはご存知でしょうか。
今回は、オメガ3系脂肪酸の脳機能に対する効果をご紹介します。

 

オメガ3系脂肪酸とは
オメガ3系脂肪酸とは、人の体に必要不可欠な「必須脂肪酸」のひとつ。
油の中に含まれている栄養素で、具体的にはαリノレン酸、DHAやEPAなどを指します。
オメガ3系脂肪酸は、人間の体の中では作ることができないため、食べ物から摂取する必要があります。
サバ、イワシ、シャケなど、特に魚に多く含まれ、体に良いことからたっぷり摂取したい栄養素。
しかし、かつての日本では魚は多く食べられていましたが、戦後の食生活は肉食中心。
近年、オメガ3系脂肪酸が充分に摂取できていない人が増えてきています。

オメガ3系脂肪酸の脳機能に対する効果

オメガ3系脂肪酸には、花粉症やアレルギーの緩和効果があると推測されてきました。
また、糖尿病や高血圧、心臓病などへの効果も期待されています。
そして、近年の研究で脳の認知機能低下を抑制する効果があると考えられるようになってきました。
ある高齢者を対象にした調査では、オメガ3系脂肪酸を積極的に摂取している人は、摂取していない人と比べて認知機能の低下が抑制されていることが判明しました。
これは、脳の神経細胞を構成するオメガ3系脂肪酸を摂取することで細胞の構造が強化され、加齢による神経細胞の低下を抑制して認知機能を維持していると考えられています。

 

オメガ6系脂肪酸とのバランス
オメガ6系脂肪酸は、ジャンクフードや揚げ物などに多く含まれる物質。
摂取し過ぎると免疫機能が落ち、アレルギーや疾病の原因につながってしまいます。
現代人は、オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸の摂取バランスが崩れており、これがさまざまな体質の変化につながっていると考えられます。
つまり、オメガ6系脂肪酸の過剰摂取をおさえ、オメガ3系脂肪酸を効率よく摂取することが大切なのです。

 

オメガ3系脂肪酸を効率よく摂取しよう

 

では、オメガ3系脂肪酸はどのようにして摂取すればよいのでしょうか。
EPAやDHAをたっぷり摂るなら、青魚を中心とした食事を心がけるのが大切です。
イワシ、サバ、マグロ、シャケなどを意識して食べるようにしましょう。

 

αリノレン酸はシソ油(エゴマ油)や亜麻仁油などに含まれます。
これらはスーパーや百貨店などで入手出来ますので、食卓に取り入れてみるとよいでしょう。
しかし、魚類やαリノレン酸を含む油を日々の食生活で充分に摂取するのはなかなか難しいもの。

オメガ3系脂肪酸を含むサプリメントなどを利用して、効率よく摂取するのがオススメです。

 

加齢による脳機能低下は避けて通れないものです。
ただ、脳に必要な栄養を積極的に摂取することで低下を抑制できると考えられていますので、食生活から取り組んでみてはいかがでしょうか。