カルシウムと深い関わりのあるミネラル「マグネシウム」|健康コラム

カルシウムと深い関係!ご存じですか?「マグネシウム」の効果

「マグネシウム」と聞くと何が思い浮かぶでしょう。理科の実験や花火に使われる金属、
という印象を持っている方も多いかもしれませんね。

マグネシウムは、人体の中にも存在するミネラルです。
身体の中で多くの役割を果たし、健康の維持に欠かせない成分なのです。

今回は、そんなマグネシウムの効果についてお伝えします。



身体の中のさまざまな反応に必要なミネラル


マグネシウムは、人間の骨や筋肉中に存在するミネラルです。
体内で300種類以上もの酵素の働きを助け、ほとんどの生合成や代謝に必要となる成分です。

人間が食事から摂った炭水化物、脂質、タンパク質などの栄養素からエネルギーを
作り出すのにも酵素が働いているため、マグネシウムが必要となります。
特に炭水化物(糖質)の代謝に、マグネシウムは大きな役割を果たします。



マグネシウムの効果は?



体内でのマグネシウムの効果には、主に以下のようなものが挙げられます。

・骨を丈夫にする効果
マグネシウムには、骨を丈夫にする働きがあります。骨に弾力性を与え、しなやかな骨を
作ります。
また、骨を丈夫にする成分であるカルシウムが骨や歯に行き届くよう調整する
働きもあります。

・筋肉の働きを調整する効果
マグネシウムには血液中のカルシウムの量を調節する働きがありますが、これは筋肉の
収縮をスムーズにすることにつながります。
カルシウムは筋肉の収縮に関わっていますが、マグネシウムは筋肉の弛緩に関わります。
マグネシウム不足は筋肉の痙攣などの原因になり、心筋梗塞など心疾患の危険性も
高まることがわかっています。

・高血圧を予防する効果
塩分の摂り過ぎが高血圧の原因になると良く言われるように、ナトリウムやカルシウム
には動脈を収縮させ血圧を上げる働きがあります。
マグネシウムには、カルシウムやナトリウムの量を調節し、高血圧を予防する効果
があります。

・イライラを抑える効果
マグネシウムには、神経の興奮を抑え、正常な神経伝達を保つ働きもあります。
マグネシウムを摂取することでイライラや不安な気持ちをやわらげ、安定した精神状態を
保つ効果があります。



マグネシウムとカルシウムのバランスが大事!



マグネシウムの効果を見ていくと、マグネシウムとカルシウムには深い関わりがあることが
わかると思います。
マグネシウムとカルシウムはバランスが大切で、マグネシウム1に対して、カルシウム2の
割合が人体にとって理想的
であると言われています。この理想的なバランスが保たれている
と、心臓や血管などの機能を正常に保ち、骨や歯が丈夫になります。

骨を丈夫にする成分と言えばカルシウムが有名ですが、カルシウムだけを摂るのではなく、
マグネシウムもバランスよく摂取することが大切
なのです。

マグネシウムは通常の食事から摂取できますが、睡眠不足や運動不足、ストレスが多い時
などは、体内のマグネシウムが消費されやすいため、不足しがちになります。
カルシウムとのバランスの良いサプリメントなどで補給するのがおすすめです。